キャップか?ハットか?

登山での帽子の役割は、主に日射病や熱中症の予防、日焼け防止、頭の保護、
時には雨を遮ってくれたりもします。
帽子は、ファッションだけでなく快適に登山を楽しむための必須アイテムなのです!
「帽子」と一言で言っても、様々な種類があるので迷うこともあるかもしれません。
ここではキャップとハット、それぞれの長所・短所をサクッと紹介します。
【キャップ】
長所・・・レインウエアとの相性が良い(帽子の上からレインウエアのフードを被る)
風の影響を受けにくい
短所・・・日よけ効果は限定的(首の後ろ、耳の上部が日焼けしやすい)
【ハット】
長所・・・360度のツバで日よけ効果は抜群(日焼け防止・まぶしさも緩和される)
防水タイプの場合、小雨くらいならしのげる
短所・・・視野が狭い
風に飛ばされやすい
キャップとハットの特徴をふまえると、
・風が弱く晴れている日 →ハット
・風が強く晴れている日 →キャップ、ハット(ヒモ付き)
・雨が降る日 →キャップ(レインウエアを着ることを想定)
・雨がパラっと降るかもしれない日 →ハット(防水)
・岩場など足元の悪い登山道を歩く日→キャップ
と、シーン毎に使い分けると良さそうです。
形状にプラスして以下も帽子選びの材料にしてみて下さい。
・素材(吸水速乾性の帽子、冬場は防寒性の高い帽子など)
・頭のサイズ調整ができる帽子
・風に飛ばされないようにヒモがついている帽子
(またはハットストラップやハットクリップをつける)
など。