埼玉登山【甲武信ヶ岳】千曲川の最初の一滴・・・まさか涸れているとは・・・(毛木平コース)
◆2016年8月13日(土)
今日は千曲川信濃川の源流をたどる山あるき。
先週とは趣きの異なる
みずみずしい森の中を行こう!
■7時15分
夏休みなのに毛木平駐車場は
半分弱しか車がなかった。
山の事故防止の声かけに来ていた
長野県警の方も
「GWは停めるところもなかったのになー」
とつぶやいていた。
登山届けを提出してから、毛木平駐車場出発!

■7時25分
千曲川源流・十文字峠分岐。
右へ。

マルバダケブキが花盛り。
駐車場から源流までは遊歩道。
歩きやすい道が続く。

この川を一歩ずつさかのぼって行く。

■8時30分
甲武信小屋のHPにあった、
スズメバチの危険ゾーンに到着。
迂回路へ。

左にある細いロープに気づかず、
岩の右にある踏みあとへ進んでしまった。
少々大回り・・・


ちょっとずつ川の流れが
急になってきた。

あたり一面のコケ!
あちらこちらで伏流水が湧き出ている。


「ナメ滝が見えた!」

■9時05分
ナメ滝到着。
気持ちがいいので、
ここで腰を下ろして休憩。

■9時20分
ナメ滝出発。
源流まではあと2.1kmだそうです。

■9時55分
川を渡り、左岸へ。
左に古い橋が残っている。

■10時00分
あと0.9km。

川幅ももうこんなに狭い!

■10時20分
あと0.35km。

「あと100mくらいですよ」
下山の方が声をかけてくれた。

今までずっと川の流れと一緒に
歩いてきたのに、
突然、音のない空間が訪れた。

■10時30分
静まり返った水源地だ!

さあ、お待ちかね!
マイカップを手に、
「最初の一滴を飲むぞー!!」
と思ったら、
ガーーーーン!!
「涸れとるやないかいっ!!!」

■10時50分
仕切りなおして、山頂へ出発。
ここからは登山道。

■11時05分
甲武信ヶ岳・国師ヶ岳分岐に出た。
分岐から山頂までは
山梨と長野の県境を歩く。

右側がひらけ、シャクナゲも。
山頂も近そう。

最後のひと登り!

まだ先週の筋肉痛がわずかに残っていて、
登りになると顔を出す。
これさえなければもっと楽なのに・・・

■11時30分
山頂到着!
ちょっと雲が多いなー。
サルオガセ?

■11時40分
このまま下りようか迷ったけれど、
登山バッチも欲しいし、
トイレ休憩もしておきたいので
小屋へ行くことにした。


わかってはいたけれど、
結構下りるなー・・・
下りた分、登るんだよなー・・・

■11時55分
甲武信小屋到着。
小屋の受付は14時からとのこと。
この時間は無人小屋状態だった。
ひっそりとした小屋前のベンチで昼食。

■12時30分
小屋出発。

■12時50分
ふたたびの山頂。
カメラマンをしながら立ち休憩。

■12時55分
下山開始。


一度通った道も
逆から見るとまた新鮮。
帰りはどんどん豊かになっていく
千曲川と共に。

途中、川の流れのきれいなところで
15分くらい休憩をとる。
ほんとうに気持ちのよい森だ。


■14時40分
ナメ滝通過。

キバナノヤマオダマキ

黄色が見えてきた。
ゴールももう近い。

■16時10分
千曲川源流・十文字峠分岐。
■16時20分
駐車場に戻ってきたー!

埼玉県に住みながら
埼玉県の山に登るため、
長野県へまわりこむ。
源流ロマンをもとめたおかげで
自宅から登山口までが非常に遠かった。
八ヶ岳より遠かった・・・

■今回のコースタイム
【所要時間】約9時間
(休憩約1時間30分含む)
07:15 毛木平駐車場出発
07:25 千曲川源流・十文字峠分岐
09:05 ナメ滝到着(休憩)
09:20 ナメ滝出発
10:30 千曲川信濃川水源地到着(休憩)
10:50 千曲川信濃川水源地出発
11:05 甲武信ヶ岳・国師ヶ岳分岐
11:30 甲武信ヶ岳山頂!
11:40 甲武信ヶ岳山頂出発
11:55 甲武信小屋到着(昼食)
12:30 甲武信小屋出発
12:50 甲武信ヶ岳山頂
12:55 下山開始
13:10 甲武信ヶ岳・国師ヶ岳分岐
13:25 千曲川信濃川水源地(途中休憩)
14:40 ナメ滝
16:10 千曲川源流・十文字峠分岐
16:20 毛木平駐車場到着
■主な費用
毛木平駐車場 無料