東武東上線沿いの比企地域には、小川町アルプスと呼ばれる低山が連なっています。また、中世の城跡が点在し、歴史を感じながら歩くことができます。ここでは武蔵嵐山駅から菅谷館跡・嵐山渓谷・大平山・小倉城跡・物見山・大日山・青山城跡を巡り、仙元山に登って小川町駅に至る「比企城跡トレッキング」のコースをご紹介します。距離はありますが、なだらかな丘陵を歩く初心者向けのコースです。

■ルートの基本情報

・歩行距離:14km

・コースタイム: 5時間10分 

・ルート上のトイレ:武蔵嵐山駅、嵐山渓谷、小川町駅

■登山起点までの交通

🚉 公共交通機関

東武東上線 武蔵嵐山駅

🚗 車でのアクセス

武蔵嵐山駅近くにコインパーキングあり(1日500円程度のパーキングが多い)
※小川町到着後に一駅乗って戻る

■ルート詳細

①武蔵嵐山駅~②嵐山渓谷
※番号は上記の地図と連動しています。

武蔵嵐山駅の西口を出て左側にある車道を「嵐山渓谷」の標識にしたがって歩いていく。(いろんなところに嵐山渓谷への標識はあるので、それを目印に)

途中、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の登場人物である畠山重忠の居城跡の菅谷館跡に寄るのも楽しい。

菅谷館(畠山重忠像)
嵐山渓谷の標識に従って歩いていく

②嵐山渓谷

嵐山渓谷の景色を楽しみながら、渓谷内の展望台へ。

嵐山渓谷は紅葉の名所。秋には多くの人が訪れる。
時間があれば渓谷内を巡るのも良い。

展望台にはトイレがある。

嵐山渓谷内の飛び石
嵐山渓谷展望台

③大平山

展望台から大平山への標識したがって登ると、山頂に着く前に見晴らしの良い場所がある。ここには休憩できるベンチや東屋もある。

山頂は木々に囲まれていて眺望はない。

大平山山頂前の見晴らしの良い場所
大平山山頂

③大平山~④小倉城跡

山頂からは来た道と反対側に下りて車道に出る。車道を左に歩いていくと、嵐山渓谷の遠山口(トラスト地入口)駐車場に出る。このあとはトイレがないので、この駐車場のトイレで済ませておこう。
駐車場のトイレを背にして前方の車道を左に行くと「小倉城跡」方面の標識があるので、左に折れて谷川橋を渡り、車道をしばらく歩く。
数分で右手に小倉城跡の標識があるので、そこから山道に入っていく。

トラスト地入口駐車場(トイレあり)
小倉城跡への登山道入り口

④小倉城跡

山道をひたすら歩いていくと、城跡の「桝形虎口」という案内板が現れる。
ここから郭跡が点在する小倉城跡の遺構エリアになる。
本郭にはのぼりがあるので記念写真を撮ろう。
本郭跡の横にはベンチがあり、街が見下ろせる。

桝形虎口の案内板
小倉城本郭跡

④小倉城跡~⑤物見山

小倉城跡から先は各所に設置されている標識の「仙元山」方面を目指して山道を歩いていく。
途中「まき道」もある。
ただし、写真の「物見山まきみち・五明」と「仙元山」の分岐では「仙元山」方面に行かないと物見山には着かない。

小倉城跡から下ったところの標識
間違えそうな分岐案内(物見山山頂は仙元山方面へ)

⑤物見山~⑥大日山

ところどころ急坂はあるものの、全体的には緩やかな尾根道が続く。

物見山と大日山の山頂標識は登山道のかたわらにそっと立っている感じなので見落とさないように。

見落としそうな物見山山頂標識
大日山山頂

⑥大日山~⑦青山城跡

変わらず「仙元山」方面に向かって歩いていくと、やがて「青山城跡経由仙元山」と「青山城をまいて仙元山」の分岐に出る。

ここを青山城跡経由方面に登っていくと、郭跡が見え始め、青山城跡(城山)に到着する。

ここから眼下の眺めは良い。

青山城分岐
青山城山頂

⑦青山城跡~⑧仙元山

青山城跡本郭から三の郭跡を経て、一旦下りていく。
そのあと登り返すと間もなく仙元山の山頂に着く。

仙元山の山頂からの眺望は狭いが、少し下りたところに東屋があり、そこからは浅間山が見える(天気が良い日のみ)

青山城三の郭跡
仙元山山頂

⑧仙元山~小川町駅

仙元山山頂から来た道と逆方向に下りていく。ここからは遊歩道となる。写真の分岐で左に折れ、小川町方面へ。
(ここをまっすぐ行くと見晴らし公園に行ける。見晴らし公園には展望台やすべり台もある)

あとは道沿いにずっと下山し、八高線の踏切を渡り小川町駅方面に向かう。

仙元山から下山道の分岐
八高線大見田踏切

■参考となる山行記録

【小川町アルプス】比企城館跡をめぐる道(武蔵嵐山駅→小川町駅)